みなさんこんにちは!!
かいとです。
本日はお金を守ることに最適なこの一冊をご紹介します。
漫画『カイジ』を知っている方は多いと思います。
実写化でも映画にもなっていますね。
カイジにも様々名言がありますが、
「金は命より重い!」と言われるシーンがあります。
『カイジ』のあらすしをざっくりお伝えします。
主人公のカイジは日常に不満を抱えて過ごしています。そしてある日、多額の借金を抱えます。
巨額の富をもつ「帝愛グループ」らと命がけのギャンブルを通じて、勝負師としての才能を発揮していきます。
本書『カイジ「命より重い!」お金の話 』はカイジという本当にダメな男を通して
マネーリテラシーをあげることが目的です。
カイジは金額も契約内容も知らないバイトの後輩の保証人になり借金地獄に陥りました。
これは漫画の世界だからと自分は関係ないと思っていないでしょうか?
これは現実の世界でも起こっており、また誰にでも起こるうることであるといいます。
日本人はお金を稼ぐ方法については数多くの本が出版されていることもあり知っていますが、
「お金を守る方法」についてはあまり知らないことが多いです。
お金を守ることについての知識がないために不幸になる人がいます。
消費者金融も身近になり借金が増えている人がたくさんいます。
本書ではお金を「貯めるリテラシー」と「使うリテラシー」を高めることができます。
この「守る」と「使う」について一緒に学びお金に関するリテラシーを向上させていましょう。
給料が少ない?現実をみろ
確かに日本のサラリーマンの平均給料は下がっております。
1997年では467万円でしたが2011年では409万円まで下がっています。
ここからよく「会社の給料が低すぎて、生活ができなレベルなんです」という人もいるようです。
生活費が足りない時、自分自身の生活を振り返ってください。
例えば、このようなことになっていないでしょうか?
ストレス発散や周囲との関わりが欲しくてお金を使いすぎてしまっている。
様々な事情で給料が減ったにも関わらず、かつての生活レベルを維持したくてお金を使いすぎてしまう。
そうしているうちにお金が無くなり、明日の食費がないことに気づきます。
その時に消費者金融のCMをみてしまう。
給料日まであと5日だから、1万円だけ借りてなんとかしのうごうとなります。
多くの消費者金融利用者が「お金ってこんなにも簡単に借りられるんだ」と感じるといいます。
カードを入れて金額を入力すれば、いつでも現金が手に入るわけですからこんなに夢のような話はありません。
それでどんどんと借金をしていくこととなるのです。
厳しい言い方にはなりますが、こうしてふくらんでいく借金はすべて自己責任と言わざるを得ません。
やむを得ない事情で仕方ない場合もあるかもしれません。
しかし、それを含めても私たちには「自分自身を守る責任」があります。
その借金のツケは他でもない自分が払うことになるのです。
ではなぜ人はお金を使いすぎてしまうのでしょうか。
それは一言で言えば「顕示欲」でしょう。
他人にみせびらかしたい、他人からよく思われたい欲求に他なりません。
また使う金額が多ければ多いほど「1円」の価値を低く見積もるようになってしまいます。
また誰もが持っているクレジットカードも借金の一部です。
クレジットカードは便利でポイントが貯まるので利用している方も多いと思います。
かいとも現金はほとんど使わず、できる限りカード決済です。
しかしクレジットカードは気づかないうちに使いすぎてしまうというデメリットもあります。
そのため、知らない間に借金が増えているということを意識しておきましょう。
金は自分で守らないといけないのだ
借金について知ってくことがあります。
それは「利子」についてです。
利子の仕組みをわかっていないと大変なことになります。
ここでは詳しくは割愛しますが、借金というものは「なかなか返済できないような仕組み」になっている
とだけ覚えておけば大丈夫です。
まあ当たり前の話ではありますが、常に貸し手(金融業者)が得をするような仕組みになっています。
返済をしているつもりが利子だけを払い続けており一向に返済元本が減っていないということにならないようにしましょう。
もう一つは「連帯保証人」についてです。
自己破産した人の10人に1人は連帯保証人になったことがきっかけといいます。
難しいことはいいません。
何があってもカイジのように保証人には絶対にならないようにしましょう。
最後に「紙」がすべての世の中ということを知っておきましょう。
紙とはなにか。つまり契約書に署名と押印をしてしまえば抗う術はないということです。
どんな場所でも、どんなに急いでいても契約書にはしっかりと目を通して内容を理解しなければなりません。
かいともこの契約書では非常に苦い思い出があります。
住宅を購入するときに、もう購入することは決まっていたので
契約書を見るのは面倒で、ほとんど何も聞かずに住宅の購入にサインをするということをしてしまいました。
結局、その後色々と住宅業者との問題があり、購入をやめるという決断をしました。
先方にも落ち度はあるということで手付金の返金を求めました。しかし手付金をどれだけ返して欲しいと訴えても契約書には手付金は返さないと明記してあり叶いませんでした。かなり後悔していますね。
それ以外にも以外と見落とししている内容は多いです。かつ業者が説明してこない内容もあると認識しておいたほうがいいです。
とにかく契約書には必ずしっかりと目を通すようにしましょう。
間違えても即決での署名捺印はやめましょう。
知らない人は勝負の前に負けている
まずギャンブルは基本負けるということを念頭においておきましょう。
特に、宝くじは負ける可能性が非常に高いものの一つです。
また競艇や競馬なども胴元の取り分が大きいので搾取される可能性は高いと言えます。
「うまい話」は経済学的にあり得ないことをしっておきましょう。
うまい話とは要するに、苦労せずに大金が手に入ることです。
リスクがなくリターンが大きいということです。そんなものはありません。
経済学的にはリスクとリターンはやがて釣り合うといわれております。
儲け話も例外ではありません。
全てのビジネスはやがて他の商売と変わらないというところまでうまみが落ちていきます。
とはいえタイミングにより儲かった人がいるとその話に乗りたいと思うこともあるでしょう。
その時は、「なぜ相手は、その話をあなたにもってきたのか?」を考えましょう。
リターンが大きいということはリスクも多いということを認識しておきましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
命よりも重いお金について考えられましたでしょうか。
再度以下の認識をおさらいしましょう。
・使いすぎない
・お金を守る(ギャンブルは負ける前提を理解)
・借入はしない
・うまい話はない
この内容をもう一度しっかりと理解して上手い話がきた時の断り方をあらかじめシミュレーションしておきましょう。
上記のことを意識しておけば少なくとも致命傷は避けられるはずです。
お金は大切!!全力で守りましょう。自分の身は自分で守るしかないです。
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