こんにちは。かいとです。
ニーチェといえば哲学者として非常に有名ですが、具体的にどのようなことを残しているのか知りませんでした。
そこでニーチェのエッセンスがわかりやすく理解できるものがないかと探しているとこの本に出会いました。
『超訳 ニーチェの言葉 [ 白取 春彦 ]』
2023年8月時点で120万部も売れているベストセラー本になります。
超訳とだけあってわかりやすい。すばらしい名言の数々に出会い心に刺さり続けるという感動体験をしました。
みなさんも少し人生に疲れたなぁと思う瞬間あると思います。
そのような状態になった時こそニーチェの言葉を浴びて疲れた気持ちを復活させましょう。
人生を乗り切る指南書となると思います。
ニーチェの人生を変える名言
・人は進化(成長)し続ける
・始めないと始まらない
・死は必ずおとずれる
・疲れたら寝る寝る寝る
・対人関係の秘訣
・愛することを忘れるな
・本との向き合い方
・理想と夢を追いつづけよう
人は進化(成長)し続ける
「かつてはこれこそが真実だ、自分の信条だと思っていたことが今では少し違うと思う。
それを自分が若かったとか、浅はかだった、世間知らずとして葬ってはいけない。
当時の自分の段階ではそれが真実であり信条なのだ。
人間は常に脱皮していく、新しくなっていく。
いつも新しい生にむかっていくのだ」
『悦ばしき知識』
⇒以前に考えていたことが間違いだと思うことがよくありますよね。前言を撤回する勇気をもつことが大事です。これは間違いではなく、進化なのだと割り切ることです。友達に「前と言ってること違うよ」と指摘されても、いやこの数日で考えが変わった、進化したんだと伝えましょう!!
始めないと始まらない
「すべて、初めは危険だ。しかし、とにかく始めなければ始まらない」
『人間的な、あまりにも人間的な』
⇒これは本当に刺さりませんか?まったくなにもしない日々を思い出します。
まず何がしないといけないとインプットをしていた時がありました。インプットだけで行動しないと意味がないというご指摘もあります。それでもインプットという行動を始めたことで見えてきたものがあります。
インプットを始めるだけでも大きな成果でしたが実際にアウトプットを始めることでまた世界が大きく変わりました。とにかく行動、始めてみること。
死は必ずおとずれる
「死ぬのは決まっているのだから、ほがらかにやっていこう。
いつか終わるのだから、全力で向かっていこう。
時間は限られているのだから、チャンスはいつも今だ。
嘆きわめくことなんか、オペラの役者にまかせておけ。」
『力への意志』
⇒人はいつ死ぬかわからなくて、そして必ず死ぬ。そのはかなさを感じながら
今一瞬を全力で生きる。私は「死」に対してそれほど悪いイメージはなくて受け入れて自分のパワーに変えていく方が楽しいですよね。ちなみに好きな数字はと聞かれたら「4」と答えてます。
疲れたら寝る寝る寝る
「いつものように毅然としていられなくなったら、疲れている証拠だ。
疲れていると私たちはため息をつき、愚痴を口にして、その後に暗いイメージが頭の中を勝手に動き回る。
それは毒を吸うようなものだから、疲れていると感じたら、考えることをやめ、休んだり寝たりするに限る。
そしてまた毅然として活動できるように明日に向かって備えよう。」
『悦ばしき知識』
⇒答えがでないことに対して悩んでいませんか?
例えると、ワンピースと鬼滅の刃どっちが良いか?に答えをだすようなもの。答えなんかでないし出す必要もない。考えても無駄ですよね。結論どっちも最高にいいし、変数が多すぎるので全くの比較なんてできません。疲れたら寝る。寝たら忘れるし、パワーも回復するのでいい方向にいくことが多いです。
対人関係の秘訣
「自分自身と友人に対してはいつも【誠実】であれ。
敵に対しては【勇気】を持て。敗者に対しては、【寛容さ】を持て。
その他あらゆる場合については、常に【礼儀】を保て」
『曙光』
⇒友人を自分以上に尊敬することが重要です。友人との時間を疎かにしてはいけません。
でも、自分の成長の段階によって、友人は変わっていくものです。
昔の仲の良い飲み友達とダラダラと毎週のように時間を消費してませんか?自分自身の時間もしっかりと確保してあげましょう。
愛することを忘れるな
「人を愛することを忘れる。
そうすると次には、自分の中にも愛する価値すら忘れてしまい、自分すら愛さなくなる。
こうして人間であることを終えてしまう」
『曙光』
⇒深いですね。誰かを愛することがそのまま自分に跳ね返ってくる。確かに誰かを愛すれば自分にも自信とかやる気が湧き上がってくる感覚がでてくるように思います。恥ずかしがらず人を愛しましょう。そして自分も愛してあげましょう。
本との向き合い方
「わたしたちが読むべき本とは、次のようなものだ。
読む前と読んだあとでは世界が全く違って見えるような本。
わたしたちをこの世の彼方へと連れ去ってくれる本。
読んだことでわたしたちの心が洗われたことに気づかせるような本。
新しい知恵と勇気を与えてくれる本。愛や美について新しい認識、新しい眼を与えてくれる本」
『悦ばしき知識』
⇒昔はとにかく本を読みなさい!と教わりました。無理やりの感じが嫌でしたが、読まないよりは絶対に読んだ方がいい。それは言い切れますが、何のために本を読むのか?読んだ後どういう状況になりたいのか?
を考えたほうがよさそうです。それだけで自分の中に強く残るモノが現れるはず。それだけで圧倒的な力になります。
理想と夢を追いつづけよう
「理想を捨てるな。
自分の魂の中にいる英雄を捨てるな。
誰でも高みを目指している。
理想や夢を持っている。
それが過去のことだったと、青春の頃だったと懐かしむようになってはいけない。
今でも自分を高くすることをあきらめてはいけない。
いつのまにか理想や夢を捨ててしまったりすると、
理想や夢を口にする他人や若者を嘲笑う心をもつようになってしまう。
心がそねみや嫉妬だけに染まり、濁ってしまう。
向上する力や克己心もまた、一緒に捨て去られてしまう。
よき生きるために、自分を侮辱しないためにも理想や夢を決して捨ててはならない。」
⇒夢を追い続けないと人生じゃないですよね。理想と現実。理想を追い求めるのがロマンであり人生と認識してます。
まとめ
いかかでしょうか。ここにご紹介したものは個人的に好きなものを集めました。
それ以外にもここではご紹介できなかったものはまだまだあります。
上記含めて190個の項目になっています。
みなさんにも刺さるフレーズが必ずあるはずです。
ぜひ本書を手に取りニーチェの名言に触れてみてください。
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