こんにちは。かいとです。
投資を皆さんしておりますでしょうか?
今回は『株はメンタルが9割 投資家脳に変わらなきゃ株は一生勝てない [ 長田淳司 ]』をご紹介します。
本書の題名どおりテーマは「株」と「メンタル」です。
サラリーマンでも株で儲けることはできるます。
本書では、著者が株式投資で特に重要だと考えている
思考法やメンタルについて書かれています。
「同じ条件のもと、同じ銘柄に投資して、儲かる人と損する人がいるのはなぜか?」
その答えが本書にあります。
儲かる思考法、メンタルをしっかり学んでいきましょう。
勝てる投資家になるための思考とメンタル
著者が初めて株式投資を知ったのは大学生の時です。
祖父に50万をもらい、まずNTTの株を1株買うところから始まります。
それがビギナーズラックで10万円プラスになりました。
しかしそのまま上手くはいきません。
その後のリーマンショックで損失、一発逆転を狙った
日経平均オプション取引で全財産を失ってしまいます。
ここで初めて反省され自分の投資方法と向き合います。
そこで一冊の本に出会います。
そこには「株を買うにはほしい金額まで我慢、一時的にそこから株価が
下落しても上がるまで我慢、売ってからすぐにまたポジションを取らず、
チャンスがくるまで我慢」
ここからもわかるように投資は我慢の連続なのです。
我慢をし続けた対価が利益であるという考えに
著者は衝撃をうけました。
ここでやはり大切なのは「メンタル」という結論に至ります。
メンタル投資術 基礎編
まず株はギャンブルではないことを認識しましょう。
むしろ株式ほど安全な資産はなく、長期的な資産形成が可能です。
一方で短期取引はギャンブル性に近い部分もあるので初心者には不向きです。
・自分に合った投資スタイルと銘柄を選べ
株式取引と一口にいっても、投資家それぞれ様々な取引スタイル(投資手法)があります。
例えば以下の通りです。
「短期取引」
「配当株・優待株投資」
「大型成長株投資」
「小型成長株投資」
著者は特に「小型成長株投資」をオススメされています。
もちろん自分に合う投資法であるかを確認する必要があります。
・小型成長株
素人でも儲けられる取引はあるのでしょうか。
結論としては銘柄選定や売買手法を間違えなければ
「小型成長株投資」が個人投資家向きであると著者は言います。
小型株成長投資の特徴としては
小型で成長性の高い銘柄狙い(時価総額300億円未満程度の成長途上企業)であり
不確定要素が多く、流動性が少ないため値動きが激しいです。
きっかけ次第で大きな値上がりが狙えます。
著者のポートフォリオの6割程度も小型成長株です。
銘柄の例は、エスプール(2471)、Hamee(3134)、スマレジ(4431)などです。
・株の儲けは我慢料
株式投資の初心者がついやってしまうのは、自分の保有株が上昇しない時に
我慢しきれずに動いてしまう(売ってしまう)ことがあります。
株価が動かない状態が続くこともよくあります。
といいますか全体の8割は一定の価格帯で推移しています。
1000円から1500円になればまた1000円に戻るというような形です。
価格が大きく跳ね上がるのは全体の1割程度しかありません。
相場は自分の思いどおりに動きません。
そのことは肝に命じて我慢しましょう。
・買いを待てるようになれば勝てる投資家脳
ある自分の気に入った銘柄を調べて投資をしようと決めたら、
少しずつ買っていきましょう。
すぐに本腰を入れて本格的に購入することはありません。
例えば、テレビなどで注目された銘柄は既に上がっていることも多いはず、
そこで手をだせばそれ以上に高値で売ることは難しいでしょう。
それよりも下がるのを待つ方が賢明です。
サラリーマン投資家は待つことが大切です。
買うタイミングを待つことさえできれば儲かる確率は上がります。
オススメまとめ
本書には基本編のあとに実践編があります。
より深く投資へ向き合い勝率を挙げていきたい方は
ぜひ本書を手に取ってみてください。
実際に著者のおススメする
「小型成長株」のみつけかたなどより
具体的な手法が記載されています。
かいとも投資は継続してやっておりますが、メンタルの重要性は日々感じています。
我慢するとわかっていてもなかなか実行に移せないが投資です。
投資はメンタル。我慢して儲けるを体感しましょう。
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