みなさんこんにちは。かいとです。
今回ご紹介するのは『佐久間宣行のずるい仕事術 僕はこうして会社で消耗せずにやりたいことをやってきた [ 佐久間 宣行 ]』
本書は今、話題のヒットメーカーである佐久間宣行氏の仕事術がわかります。
佐久間氏は「ゴッドタン」「あちこちオードリー」などの人気番組を
世に生み出されたすごい方です。
最近ではYoutubeにて様々な企画を生み出されており、
ついみてしまうという面白い企画が満載です。
そういうアイデアはどこから生み出されるのか。
その方法を本書から手に入れましょう。
本書のオススメポイント
著者はテレビ東京へ入社してすぐに
芸能界やテレビ界は苦手だと気づきました。
2000年代のテレビ業界の仕事はハードでどんどんすり減っていきます。
その中で葛藤が生まれます。
面白いと思うものを世に出したい。
しかし、テレビ業界の苦手な部分に慣れるのは嫌だし無理。
その前に潰れてしまうと。
自分の大事なモノを渡さずに、潰れずに認めてもらう方法。
周囲と戦わずに、自分のやりたいことを実現する方法。
そこで考えたのが「もっと、ずるくなろう」ということです。
本書の題名どおり「ずるく」生きる。
たかが仕事だと割り切り、真正面で消耗することを避ける。
作戦を立て会社の良いように使われるのは避ける。
そのために頭を使おうと。
たかが仕事ですが、それが上手くいけば人生はどんどんと好転していきます。
その過程で、本書のスキルが役に立つことは間違いないでしょう。
本書は下記の6つの章から構成されています。
「仕事術編」
「人間関係編」
「チーム編」
「マネジメント編」
「企画術編」
「メンタル編」
その中でも皆さんに特に共通する仕事術編、メンタル編についてご紹介します。
その他にも重要な要素がたくさん詰まっていますのでぜひ
本書を手に取り「ずるい」仕事術を手に入れましょう。
仕事術編
・楽しそうを最強のアピールにする
とにかく楽しそうにふるまいご機嫌にみせるメリットは図りしれないという。
自分が輝く姿をみせて楽しく仕事する方が断然トクである。
・ホウレンソウを使い倒せ
どんなしごとでも「報告」は必ず必要です。
共有するのは進捗状況と優先順位です。
これで上司を不安にさせず文句を言わせなくできます。
要約者もホウレンソウの威力は日々体感しています。
ホウレンソウを回す事でそのプロジェクトに対しての周りの温度感がわかります。
ここでも一つやり切る姿を見せれば評価される対象となりえます。
・会議の事前準備で勝て
最初はみんな組織の中ではその他大勢から始まります。
その中で抜け出すには会議で自分を出すのが近道です。
具体的には想定問題を用意して答えられるようにしておきたいところです。
またいつ振られてもいいようにアイデアを持っておく、
前回の会議での話題は調べて次の会議にもっていくなどの準備をしましょう。
・社内初はローリスク、ハイリターン
仕事はあえて社内「初」を狙いたい。
成功すれば第一人者になれるし、誰よりも早く自分一人で独占できます。
なになにといえば○○というようになれば占めたものです。
新しいプロジェクトには積極的に手をあげて挑戦しましょう。
メンタル編
・メンタル第一、仕事は第二
心を壊してまでやるべき仕事なんてどこにもありません。
たかが仕事なので「真剣」になっても「深刻」になることはありません。
我慢はある程度許容できますが、積み重なり許容範囲を超えると
心が折れてしまいます。
一度メンタルを壊すと戻すのに時間がかかりますし、戻らないこともあります。
良い仕事はすべて心の健康の上に成り立っています。
・省エネモードがあってもいい
最大限トライしてもその仕事に興味をもてないこともある。
会社が組織である以上、そういう時も必ずあります。
こういうときは会社やチームのマイナスにならないよう
義務は果たしながら、できる限り省エネで働くことです。
そして生まれた時間を使い、やりたい仕事に向けインプットしたり
プライベートを充実させ次のチャンスを待ちます。
・運を味方につける
運をバカにしてはいけません。
究極的に仕事はすべて運で決まります。
運は信用の積み重ねだと著者は言います。
この運は自分でコントロールすることができませんが、
不意に訪れる運を落とさないようにすることはできます。
重要なのは仕事編でも述べたが
愛想よく楽しそうにしておくことだ。
また雑な仕事をしないことも運に繋がります。
運をつかめるように信用を積み上げましょう。
オススメまとめ
要約ではすべては紹介しきれなかった
「人間関係編」
「チーム編」
「マネジメント編」
「企画術編」
など仕事で悩んでいるかたやヒントが欲しい人には
ぜひ読んでいただきいと思います。
また今回ピックアップしたもの以外の項目が刺さる方も
いるでしょう。
一つの項目ごとになっているので読みやすいので
気になるところを選択して実践できるのもおススメです。
本書のテーマの「ずるさ」を身につけて
仕事と向き合いましょう。
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